医療が発達しても治せない病気は山ほどにある。医療に過度の期待を持っている患者さんほど、モンスターペイシェントになる確率が高い。

医療が発達しても治せない病気は山ほどにある。医療に過度の期待を持っている患者さんほど、モンスターペイシェントになる確率が高い。

私は看護師としていつも医療現場で働いていますが、医療の進歩には本当に驚いています。
現場では、毎日といっていいほど新しい情報が取り入れられているんですよ。
新しい薬や新しい医療機器がどんどん取り入れられているので、その都度勉強していないと、
仕事に付いていくのが難しいんですよね。
ちょっと前までは、難病と言われていた病気も、現在は解明が進んでいる疾患が沢山あるので、
病気を予防する事もできています。
それに、以前は助からなかった病気も、現在の医療だったら治す事ができる病気が沢山ありますよね。

それに、体の機能が低下しても、生きる事が可能なんですよ。
経管栄養、高カロリー輸液、人口呼吸器にペースメーカー、このような医療機器を使う事で、命を繋ぐ事ができるんです。
でも、いくら医療が発達しているとはいっても、治せない病気や、解明されていない病気というのは、
山のようにあるんです。
だから、いくら手術や治療を重ねたとしても、治らない病気もあるんです。
でも、患者さんの中には、病院にかかれば命が助かる、病気が治ると思っている方がいるんですよね。
そのような患者さんは、病院側に要求する物も多く、理不尽な事を言ってきたり、逆切れしてしまって、
モンスターペイシェントになってしまう確率がとても高いんです。

治療を行う前には、必ず患者さんやご家族に詳しく説明して、医療行為について同意を貰うようにしているんですよ。
それにも関わらず、モンスターペイシェントと化してしまう方は増加しています。
そのような患者さんが増えている事で、医療に従事している私達の負担は、増えていくばかりなんですよね。
病気を患っている方は、苦痛や不安を伴っていますから、医療に頼りたくなる気持ちはスゴくよく分かるんですよ。
でも、医療は万能ではない事を分かってもらいたいです。

2014年11月10日|